株の始め方

【前書き①】投資の凄さ

・「会社の●●さんが株で儲けたらしい」
・「株をやってみたいけど、何から始めたらいいのだろうか」
・「株で破産した人もいるって聞くから、やっぱり怖い・・・」

このページでは、そんな🔰超初心者の悩みをりすた君が解決します！！

口座解説の前に、まずは「投資の凄さ」からお伝えいたします。天才科学者アインシュタインは「複利は人類最大の発明である」と語っています。この発想は投資を行う上で非常に重要な考え方なので説明させていただきます。

皆様は「単利」と「複利」の違いをご存知でしょうか？

・単利＝「元本」に対してのみ利息
《例：元本100万円・毎年20%単利》
⇨１年目100万円、2年目120万円、3年目140万円・・・・、30年目700万円

・複利＝「資産全て」に対して利息
《例：元本100万円・毎年20％複利》
⇨１年目100万円、2年目120万円、3年目144万円・・・・、30年目2億3,737万

「単利＝年収」「複利＝投資」と例えてみると分かりやすいかもしれませんね。
あくまで毎月固定の金額が貰えるサラリーマンでは到底得られないような利益を生み出せるかもしれない事が「投資の最大の魅力」です（※上記シミュレーションは皆さんがイメージしやすいように記載した「仮の金額」の為、全員がこんなに儲かるという意味ではありません）

【前書き②】「テクニカル投資」と｢ファンダメンタル投資」

株式投資を行ううえで、次に抑えていただきたい事が、「投資スタイル」です。
SNSなどでは、以下のような会話が散見されます。
　「テクニカル的にこの銘柄は・・・」
　「この銘柄ファンダやばいよな・・」
　etc….

株式投資は、大きく分けて2つの流派が存在します( ｢漫才」or ｢コント」みたいに)
・ファンダメンタル投資
・テクニカル投資《本ブログはこちら》

	ファンダメンタル	テクニカル
時間	〜数年	〜数週間
手法	企業業績(成長性)	チャート分析

【ファンダメンタル投資】
・企業業績や成長性などを根拠に投資を行う方々です。世界一の投資家と称される「ウォーレン・バフェット」さんや、わずか10年程で100万円から20億円以上に資産を増やしたとされる元お笑い芸人の「井村俊哉」さんもファンダメンタル投資家です。井村さんは上場企業全て(約3800社)の決算書全てに目を通すそうです。井村さんは、とあるインタビューで株価は「長期的にはファンダメンタルへ株価は支配される」とコメントされてました。成長企業の株価を見てみると、まさにそのとおりですね。

【テクニカル投資】
・本ブログで解説していくのはコチラです。一言で言ってしまえば「チャート」で流れを読みます。昔アメリカで「タートルズ」というテクニカルトレーダー集団がいました。タートルズは天才トレーダーのリチャード・デニスと高校の同級生だったウィリアム・エックハートがある日「トレーダーを育成する事は可能か？」という素朴な疑問から、新聞広告で投資素人さんの募集を行い、集められた素人さん達は、独自の研修プログラムによってマーケットで次々と巨額の利益をあげていきました。当時19歳の最年少タートルだったある若者は、わずか4年で3000万ドルを稼いだそうです。この結果から、テクニカルトレーダーの育成は可能という結論に彼らは至りました。

タートルズはテクニカル投資家として自らのトレードルールを厳格に定めてました。りすた君もタートルズからはテクニカル投資における特に重要な「リスク管理」を沢山学びましたので、リスク管理で重要ポイントを解説していきます。

日本でも有名なテクニカルトレーダーは数多く存在しますが、インパクトが物凄かった人といえば、アルバイトで貯めた160万円をわずか10年足らずで190億円以上に増やした とされる「BNF」さんが有名ですね。BNFさんは2008年テレビ東京「久米宏・経済スペシャル“新ニッポン人”現わる！」にも出演してた過去もあります。企業業績はほとんど見ずに、独自のトレードルールでチャートから投資を行っていました。

「テクニカル投資家」と「ファンダメンタル投資家」の違いは分かりましたか？

それにしても投資の世界には凄い人たちがたくさんいますね。しかし大事な事は「自分のペースでコツコツ」です。焦らず頑張っていきましょう！

それでは、次は証券口座の開設方法について、解説してまいります！

🔰株の始め方(テクニカル投資家向け)

【SBI証券】
株式を売買する為には「証券口座」を開設する必要があるのですが、初心者さんはどこの会社の口座を開設すれば良いのか分からないかと思います。テクニカル投資家を志す方へオススメしたいのが「SBI証券」です。チャート分析 1章でも解説しますが売買対象の指標となる「200日移動平均線がデフォルトで設定出来る」事が大きな理由です。数あるネット証券会社の中でもSBI証券と楽天証券が特に人気ですが、楽天証券では「200日移動平均線」が使えないので、SBI証券がオススメとなります。また、次章で説明致しますが、IPO取り扱いが一番多いのもSBI証券となります。

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昔と違ってネット証券の口座開設はとても簡単になりました。

【Trading View】
・SBI証券を口座開設したら、次に登録をオススメしたいのが、Trading Viewです。Trading Viewとはチャート分析ツールです。有料プランもありますが、今回はATRという指標のみを確認する為に登録しますので、無料プランでOKです！リスク管理2章で後述しますが、ATRとはアベレージトゥルーレンジ(真の値幅の平均)の略であり、その名の通り対象の銘柄が「その日にどれくらい変動する可能性があるか」を確認する事が出来ます。つまりは「最大これくらい損をする可能性があるよ」という事が銘柄毎に分かる非常に便利な指標なのです。伝説のトレーダー集団「タートルズ」がポジションサイズ設定(何株購入するか)の際に使用した指標となり、りすた君も株を買う前に「どれくらい買うか(ポジションサイズ)」をATRで事前確認しております

少し見ずらいかもですが、Trading Viewでは無料プランでも、こんな感じでその日の「ATR」が表示が出来ます。（マネックス証券でもATR表示出来ますので、お好きな方でATRをご確認ください）

Trading View のアプリはこちら (App Store)

【その他おまけ情報】

	口座開設メリット
楽天証券	日経新聞読み放題（月額4,277円が無料） ・ チャート見やすい
DMM.com 証券	株式新聞読み放題（月額4,400円が無料）
マネックス証券	銘柄スカウター大人気（ファンダメンタル投資家向け）
LINE証券	1株から買えるので、数百円から投資可能
松井証券	「手数料」と言ったら松井証券。1日50万円以下で手数料無料プラン有

【おまけ①】「IPO株投資」をやりましょう！

皆さんは「IPO」という言葉をご存知でしょうか？
IPOとはInitial Public Offeringの略語で、「新規上場株式」の事を表します。

「IPO株投資」といって、新規上場前に証券会社毎に抽選があり、当選するとIPO株をGET出来る、という仕組みです。

【一定基準以上の銘柄とは】

	【IPO株投資手順】
①	各証券会社のサイトから(一定基準以上の銘柄)IPO抽選に申し込む ※申込み方法(SBI証券)：SBI証券のIPO申し込み解説ページ
	《見事当選したら》
②	公募価格で購入
③	(上場日：日本市場が開く9:00迄に)成行約定注文をしておく
④	初値売り！（利益○円！）

【IPO株 利益トップ５（2012年〜）】

銘柄名	上場日	初値売却益 (100株)	公募価格	初値
HEROZ	2018/4/20	445万円	4,500円	49,000円
ヘッドウォータース	2020/9/29	261万円	2,400円	28,560円
リプロセル	2013/6/26	146万円	3,200円	17,800円
ネオジャパン	2015/11/27	116万円	2,900円	14,550円
エムケイシステム	2015/3/18	116万円	3,500円	15,120円

上記は、歴代の最高額でしたが、その他の当選IPOの利益・損失はどんな感じなのでしょうか。冒頭で一定基準以上の銘柄（庶民のIPO内の「IPOスケジュール」にて、評価「B」以上の銘柄）で応募しましょう！とお伝えいたしましたが、もし評価B以上の銘柄に当選した場合の「2021年IPO実績」を以下にまとめてみました。

【2021年IPO実績（全て）】

IPO数	勝率	平均損益	平均利益	平均損失
125	82%	+104,343円	+123,683円	-19,340円

【2021年IPO実績（「IPOスケジュール」にて、評価「B」以上の銘柄）】

IPO数	勝率	平均損益	平均利益	平均損失
84	94%	+146,786円	+170,586円	-23,800円

【IPO口座は沢山開設しましょう！】

【おまけ②】テクニカルトレーダーならFXもオススメ

テクニカル投資家は株に固執する必要はありません。私は一定以上の売買代金がある商品ならどんな商品でも手を出します（小さな売買代金の銘柄は一人の大口投資家が操作可能です。しかし、大きな売買代金の場合は操作が難しいです)

私は株と同じくらいにFXもやります。FX(外国為替)市場の1営業日の平均売買代金は6兆ドル以上とも言われており、特定の人たちが操作する事が難しい、極めて公平性の高い市場でもあり、テクニカルトレーダー向きの市場です。

［この記事を書いている2022年7月は］歴史に残る円安相場です。りすた君のポートフォリオも80%がFXとなっております (りすた君は株・FX・金・先物etc…とにかくチャートにおける｢より長いトレンド」を常に探してます)。※余談ですが「FXの場合は経済指標」「株の場合は決算」によって大きく動きますが、りすた君はテクニカル投資家なので、そういったファンダメンタルズの重要局面は必ずノンポジにします。

大きな利益を得る為には「(上昇下落問わず)出来るだけ長いトレンドに乗ること」が重要です。

ここでは皆さんに馴染みの深いFXを例に挙げますが、FXの場合、りすた君は｢※チャートの見やすさ」から、DMMFXに口座を開設してます。（※DMMFXでないといけないわけではありませんので、他の口座でも構いません）ここで挙げるDMM FXでは「デモトレード」を試せますので、まずはデモトレードからやってみてください。その名の通り、仮想のお金(500万円)で取引し、画面は本番と全く変わりません（デモトレードをやってる会社は他にも色々ありますので、皆さんのやりやすい口座でお試しください）

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【DMMFX デモトレード画面】

もしデモトレードを3ヶ月行い、｢コロナショックのような特別な市場環境以外」で「-20%以上の損失(420万円以下の資産になってしまった方)」は、もう少し勉強が必要かもしれません。デモで勝てない人は残念ながら本番でも勝つのが難しいです。

損失について押さえておく必要のある事は、500万円から-20%の損失を被り420万円になってしまった場合、420万円から500万円に戻す為には、なんと25%のリターンが必要になってきます！（※詳しくはリスク管理 1章「損失から損益0に戻すために必要な利益」で解説します）
逆にデモトレードで利益が出ていた場合は、↑冒頭のアインシュタインの複利の説明でお伝えしました通り、小さな利益でも複利の力でいずれ大きくなっていきますので、決して欲張らない事が重要です。3ヶ月トータルで＋1%だったとしても全く問題ありません。投資においては｢とにかく資金を減らさない事が重要」です。

まずは少額からFXを始めてみたい方へは100円から取引可能なMATSUI FXもおすすめです。

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【投資格言】
金持ちになるには２つのルールを守りなさい”
［ルール１］絶対にお金を損しない
［ルール２］絶対にルール１を忘れない
　by ウォーレン・バフェット